中華街でランチのあと、横浜をお散歩
横浜開港記念会館へ行ってみました
暑いくらいの日差しで日焼けしちゃいそう〜ここは神奈川県庁。ここに法務局があると思ったらここではありませんでした
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格式高い重厚な造りの県庁です。さすが歴史を感じる横浜です。
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そして次に横浜開港記念会館に行ってみることにしました。
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横浜市開港記念会館は、横浜開港50周年を記念し、大正6(1917)年6月30日に竣工し、翌7 月1日に「開港記念横浜会館」として開館しました。

大正12(1923)年の関東大震災によって、時計塔と壁体だけを残し、内部は焼失し、屋根ドーム群も欠落してしまいました。

戦後は、昭和20(1945)年から、開港100周年にあたる昭和33(1958)年まで米軍に接収され「メモリアルホール」と呼ばれ、進駐軍兵士向けの映画の上映館として利用されました。
昭和34(1959)年6月に中区の公会堂として位置づけられ、名称が「横浜市開港記念会館」となりました。

昭和60(1985)年に、創建時の設計図が発見され、本市に寄贈されたのを契機に「ドーム復元調査委員会(委員長:村松貞次郎東京大学名誉教授)」の提 言を受け、昭和63年度にドームの復元工事に着手し、平成元年6月16日に、大正時代そのままの姿に復元しました。外観・内部とともに明治末期から大正時 代にかけての建築様式を伝え、また、当時の建築水準を示す優れた建築物としてよみがえりました。

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1854 年ペリー来航により、(現開港資料館中庭で)日米和親条約が締結され鎖国から開国へ踏み出し、1858年に神奈川沖ポーハタン号船上で、日米通商条約が締 結され翌年1859年7月1日(安政6年6月2日)を開港の日と決めました。
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そしてこの記念館近くに運上所(税関)を置き、これを中心に横浜町が誕生して いきました。
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この頃、岡倉天心の父がいた越前藩は生糸その他を売り込む商店「石川屋」をこの地に出店していました。岡倉天心は1862年ここで誕生し、東 京美術学校の創設、日本美術の海外への紹介、日本画家の育成など日本美術界の歴史を担いました。
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会館入り口。
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パルテノン神殿のような大きな石の柱。
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大正時代にしてはその当時の建築技術を駆使して建てられたのであろう。
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ステンドグラスが素敵です。
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ステンドグラスの特質をよく活かし、鉛線を自由かつ精巧につくり、各色のガラスには型板ガラス や腐蝕のものをまじえ、乳白・朱赤・金茶・茶褐・黒褐・緑・青・紫の各色を用い、墨色や灰色の加筆は最小限におさえて、明快な色ガラスの構成としていま す。
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ドームの下の部屋。貴賓室?
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それぞれの部屋は現在も貸し出されていてこの日もどこかのサークルが使われていました。
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ここにもステンドグラスがあります。
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外からも見えたアーチ型の窓。
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となりには資料室があり、記念館の歴史がよく理解できました。
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ここの近くに開港記念資料館も行ってみたいのですが次回にしましょう。
幕末、国を開いた当時の日本をまだまだ知りたくなってきました。
異人のかおりのする横浜。楽しかった
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