中綱湖は残念なものだった・・・
しかしまたここに来なさいよっていうことかもしれないと前向きに考えよう・・・
そう〜いつもそういって自分に言い聞かせるのである。
それもまたいいことなのかもしれない。すぐに何でも達成されたら喜びは少ないものね。

ということで今日の宿泊先栂池ヒュッテにはケーブルカーとロープウェイを40分かけて乗り継ぎ栂池自然園までやってきました。
なんてすてきな景色なんでしょう〜
真っ青な空と真っ白な雪のコントラストが最高です。
たくさんのスノボ、スキー客で賑わっています。
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この雪まだ2メートルはあります。
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山小屋に荷物を置きさっそく自然園の散策に・・・
午後の雪はもう少し柔らかくって場所を選らんで歩かないとブスっとひざまで沈んでしまうところもあります。
中央に大きなくぼみがあるでしょ・・これは雪解けして湿原の水芭蕉がもう顔をみせているところなんです。
そのくぼみには大量の水が流れていました。
高さは2メートルくらいはありました。そうここに立っているけれど2メートル雪が積もった場所なんです。
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夕刻にかけて白銀はますます光輝いていた・・・
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早春の雪景色といったところでしょうか。
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ところどころにダケカンバの木が雪で埋もれていました。
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スキーで滑った後ではありません。自然が織りなす光景・・・これは自然のアートです。
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すてきだな〜いつまでも見ていたい光景。
夕刻夕焼けにはならずここまででした。
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そして今回の渾身の一枚!

星の光跡の撮影に挑戦しました。
これはね〜すっごく勉強になったし、すっごく楽しかった。
まず夕飯を食べたあと真っ暗な雪の中9時頃セッティングに行く。
まずは星の撮影ってピントを合わせるのがかなり難しい。なので事前に部屋の中で無限影っていうところでピント合わせをしてレンズをテープで固定しておくの。これは初めて知ったんだけど天体のような遠い物体にピント合わせるってそうやるらしいんだよね。それで現場に行ったら露出とシャッタースピードを設定してインターバル撮影にセットする。シャッタースピード30秒をレリーズで設定1時間放置していったんホテルに戻る。
その間すごく眠くなったけど11時ころ女子3人で雪の中を歩きセットした機材を取りに行くのがまた怖いんだよね。だって先生は絶対単独行動しないこと・・と念押して言っていた。というのはやはり熊がでるらしいのです。それを聞いた私たちはホント怖い想いをして三脚回収に行きました。
今考えるとまあいい思い出だけどね。。。
そして点でしか撮れていない数十枚の写真を比較明合成というフリーソフトで合成して作ったのがこの写真です。
でもね・・この日は運悪く満月だったの・・月明りが明るくて先生は星は撮れないかもしれないって言っていたんだけれど、このくらい撮れればまあいいほうだよって言っていました。
そうだよね。私は十分満足です。
星が動いているのではないのよ・・地球が自転しているから星は地球に円を描いているように回って見えるのよ。すごいよね〜今度は北極星でもま〜るく撮ってみたいな・・・
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ホントに楽しい夜でした。
そしてモルゲンロートを見るために睡眠時間4時間〜みんな元気いっぱい〜こんな力をカメラは与えてくれるのね。